山行記録ファイルNo.20


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南八ヶ岳(地蔵〜文三郎尾根コース)その2

●コースレポート

■大パノラマの赤岳山頂

 晴天の赤岳山頂はまさに大パノラマ!!甲斐駒、北岳が間近にせまり、富士山、中央、北アルプスも丸見え。甲武信岳や金峰山も〜。あの山もこの山も登ってみたいっ!てな感じでした。ただ良く登っていた地元の朝日、飯豊連峰に比べると、山の深さというのが感じられなくて、ジオラマみたいな景色でした。その分アプローチしやすいってことなんでしょうか?それにしても天気が良くて最高〜!!

 山頂の展望を十分に堪能した後は文三郎尾根へ降りました。途中までは中岳までの登山道を通っていきますが、最初の下りはちょっとした岩場で、内心怖かったぁ〜でした。正面にそびえる超かっこいい中岳と阿弥陀を尻目に文三郎尾根を下りました。けっこう急な文三郎尾根には金属製の階段が作られていていましたが、アイゼンを付けていると歩きにくかったです。ガチャガチャ音を立てながら下っていきましたが、途中、赤岳直登のバリエーションルートを登ってる人達がいました。そんなこんなで無事行者小屋へお昼前に到着。昼飯食ってのんびりごろごろ〜♪

南東方向には富士山がひょっこり(拡大

南には甲斐駒・北岳を望む(拡大

遙か南西には木曽駒・空木岳(拡大

西北西には霧ヶ峰、槍・穂高が見えるはず?(拡大

北西は霧ヶ峰、美ヶ原、遙か彼方に立山?(拡大

テン場風景。片付けてます。

■寒いのはもう嫌!

 今日もテント泊の予定でしたが、昨晩の辛い寒さを思い出してしまい、二人で「降りよう!」と意見が一致して予定を繰り上げて帰ることにしました。さっそくテントを片付けようと、風除けにしていたユンボのアームに引っかけてフライを干そうとした瞬間、コテコテの機械油がベットリ、、、うああああああ〜!と、ちょっとショックでしたが山道具は汚れてナンボだと気を取り直しました。(あの後頑張って油を落とそうとしましたがダメでした)。

■八ヶ岳山荘泊

 そそくさと行者小屋から美濃戸口へ初日の逆ルートを降りました。んがっ!!!持病のヒザが痛くなってきたっ!!!しかし、こんなところでモタモタしていると日が暮れて凍死しちゃう!と我慢して歩きましたがもうガクガクで両足が攣ってしまう始末。それでもビッコをひきつつ、塩を舐めつつなんとかかんとか八ヶ岳山荘に到着!!!八ヶ岳山荘でお風呂(¥500)に入って暖まり、生き返りました〜。(ちなみに持参していたシャンプーはカチカチに凍ってました)そのお風呂券はテン?もしくはイタチ?のようなかわいい動物の書いてあるシールになっていてちょっとうれしかったです。お風呂から上がった後は、二階にある大部屋に布団付きの素泊まりで安く泊まれるという情報をお店の人から聞き、しかも今日はうちらしかいなくて大部屋は貸切状態!ということでまた予定を変更して八ヶ岳山荘に泊まることにしました。今日帰るのももったいないし。一階の休憩室も貸切状態で、自炊したアツアツのシチューを大量に食べつつ、酒を飲みつつ夜を明かしました。小屋の人は親切で良い感じで(^^)犬もかわいいし、すっかり八ヶ岳山荘のファンになってしまいました。大部屋はストーブが付いていて暖かくて、昨日とは雲泥の差。暖かいだけで幸せな気分。すっかり安心しきってその夜僕はガンガン飲んでしまいました。。。

いつかは大同心・小同心を登りたいです

水をまいて氷壁を作ってました

八ヶ岳山荘のお風呂券は、、、

中村みつをイラスト入りのシールになってました

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