山行記録ファイルNo.18


トップmumin's OUTDOORSmountaineering>朝日連峰 泡滝ダム〜以東 その1 その2
朝日連峰(泡滝ダム〜以東岳周回コース)その1

●概要

 朝日連峰の主稜北端に位置する以東岳は重量感たっぷりのどどーんとした山容で、主稜南端の端正な大朝日岳とは対照的な山です。三角峰〜オツボ峰周辺にはたくさんの高山植物が咲いてるお花畑があります。また釣り吉三平にも登場したタキタロウ伝説の大鳥池、キュートな急登(?)などのイベントも待ってます。今回の目的は、一ヶ月も文明生活から離れて暮らしているサークルの先輩、以東小屋管理人さんの激励です!?

●データ

●コースタイム

1日目 米沢市街(自宅)朝日屋07:40泡滝ダム08:1511:30タキタロウ山荘11:40−(直登コース)−15:00以東小屋

2日目 以東小屋以東岳09:00オツボ峰三角峰大鳥池泡滝ダムぽんぽ米沢市街(自宅)


●コースレポート

■泡滝ダム〜大鳥池

 まずは民宿朝日屋で登山届を提出し、泡滝ダムまで車で移動。ここから大鳥池を目指します。しばらくは大鳥川沿いの渓谷をタラタラ歩き、冷水沢と七ツ滝沢の二つの吊り橋を越えると登りが待ってます。この登り、道はジグザグに付いているけどショートカットもところどころあってややこしくなってます。この辺りには水場が至るところにあって、一つ一つ飲んでいったらお腹イッパイでタプンタプンになっちゃいました。急坂を登り切って大きなブナを眺めながら平坦な道になるともうすぐ大鳥池!となるはずが、その時、足下に体長15cmほどの巨大ナメクジが!!山にいるナメクジってデカくてヌメリが強力。気持ち悪いけど、つかんで人に投げてみたくなる衝動にかられます。破壊力抜群の生物兵器です!!(良い子は真似しないように)二口山塊ではよく見かけて投げ合ってましたが、ここでもナメクジちゃんに会えてなんかうれしい(^_^;;

朝日屋で山行届を提出

気合い十分のモニカさん!

一本目の吊り橋

二本目の吊り橋。。。

水場がたくさんあってお腹いっぱい

巨大ナメクジが現れた!気持ち悪い〜

 気を取り直して大鳥池到着〜。幻の巨大魚タキタロウが住んでいると言われる大鳥池はガスって神秘的な光景でした。5年前に来たときはヒメマス、イワナを釣ってテント泊なんていう極楽キャンプを楽しんだことがあって、その日の夜、テントの周りの至る所から鈴の音が一晩ず〜っと続いて怖くて眠れなかったという恐怖体験をしたことがあります。あれは思い出したくないです。。。

 大鳥小屋で管理人さんとお話ししながら昼ご飯。大井沢、以東岳などが舞台の小説を薦められたんですが、タイトルを忘れてしまいました。なんだっけな?そんなこんなで昼飯をたいらげ、大鳥小屋から以東小屋管理人さんへの荷物を託されて、いよいよ以東岳を目指します!!

大鳥小屋管理人さんと一枚

ガスって以東岳は見えなかった

■大鳥池から直登コース

 以東岳へはちょっぴり早く登れる直登コースとお花畑と好展望のオツボ峰コースがありますが、今回は直登コースを登ってオツボ峰コースを下ってみることにしました。分岐の案内板のコースタイムはそれぞれ一時間付け足されてましたが、妥当な時間かなと思います。直登コースは大鳥池を半周回って、あとはひたすら急登。途中、サルの集団に遭遇しながら一歩一歩登ります。僕的には急登は早く高度を稼げて好きなんですが、これって、もしかしてマゾなのかと悩んでます。。。

分岐。今回は直登してオツボ峰コースを降ります

樹林帯の中をひたすら急登

野生のサルはちょっと怖い。

のびやかな草原。気持ちいい〜♪

朝日連峰 泡滝ダム〜以東 その2に進む→


トップmumin's OUTDOORSmountaineering>朝日連峰 泡滝ダム〜以東 その1 その2