山行記録ファイルNo.17
朝日連峰(日暮沢〜竜門〜大朝日周回コース)その1 |
朝日連峰は山形・新潟県境に南北60キロ、東西30キロにおよぶ、東北では飯豊連峰と並んで比類のない重厚な山岳地帯です。今回行った日暮沢〜竜門コースは主稜線への最短コース。また、竜門から大朝日、小朝日を経て日暮沢へ戻る周回コースを組めるのでマイカー登山に持ってこい!です。梅雨の時期なのに奇跡的に晴れた山行でした。
1日目 米沢市街(自宅)=(自家用車)=天童の吉野家(モニカ合流)=日暮沢小屋−14:45清太岩山14:50−15:30ユウフン山15:40−16:50竜門小屋
2日目 竜門小屋06:00−竜門山−06:50西朝日岳−中岳−08:45大朝日岳−小朝日岳−古寺山−ハナヌキ分岐−日暮沢小屋=ゆったり館=米沢市街(自宅)
■日暮沢から清太岩、ユウフンを経て竜門小屋へ
車がトラブっしてしまい1時間遅刻しちゃいました。でもこの遅刻のおかげで、日暮沢小屋出発時には朝から降っていた雨が上がってラッキー。小屋からモニカさん先頭で出発しましたが、モニカさんはいきなりルートミスっちゃって、帰り道に使う予定のハナヌキ方面へと続く林道へと進んでしまう。。。やはりこの人は天然ボケキャラだなあと思いつつ、戻って清太岩へ続くルートを登りはじめ、樹林帯の急登を登り、潅木帯へ。清太岩は騙しピークがあることは覚えていたので今回は騙されずにすみました。これを知っていないのと知っているのとではやる気に大きく違いが出てきますね〜。騙された後のショックはつらいです。
遅刻してちょっと怒ってるモニカさんをなだめるために休憩の度にオカリナを吹いてあげました。ずいぶんと効果があったような気がします。この作戦は今後も使えそうだなあ。と思いつつ清太岩に着く頃にはガスも消えてきて朝日連峰のパノラマが開けました。ここからちょろっと降りて、登りかえすとユウフン山到着。漢字で書くと熊糞山と書くんだけど、イメージが悪いという理由で最近はもっぱらカタカナ表記になってます。クマのうんこ山ってすごい名前ですよねえ。うんこ山のピークからは今日の目的地竜門小屋も見え、あとちょっと。一登りしたところで主稜線の登山道に合流!ここから左に行けば竜門山のピークはすぐそこなんですが、明日のお楽しみとして取って置きましょうということで右の竜門小屋へ向かいます。
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■竜門小屋到着!
新しくなった竜門小屋を初めてみましたが、いや〜立派になっちゃってますねえ。小屋に着くと、管理人のE藤さんが冷えたビールと野イチゴを手に出迎えてくれました。「ずいぶん遅かったねー、来ないかと思った」 なんとモニカさん、僕の知らない間にE藤さんに今日遊びに行きますと言ってたらしい。ていうか管理人さんとお知り合いらしい。。。む?ああ、月山撤退した後温泉で会った人だ〜と思い出しました。うちらは強風で撤退した(白髪山・姥ヶ岳参照)のに彼等は山頂まで行ってきたという話を聞いてこの人ただ者ではないな〜と思ってたら、ここの管理人さんだったんですね。
ちょっとサプライズでしたが、野イチゴ頬張って、、、う〜ん、まいう〜。この時期はイチゴが食べ頃らしいです。甘酸っぱくておいしくてついつい二人でがっついてしまい、気付いた時には全部たいらげてしまってました。雲は全部下に落ちて、月山や鳥海、飯豊など、遠くまで風景を見渡すことができました。双眼鏡を使うと、GWに泊まった飯豊連峰の梅花皮小屋まで確認することができました!すっがすがしく穏やかな天気なので、今日は外でE藤さんと一緒に夕食。メニューはマーボー春雨&茄子&豚肉とごはんとお酒で大満足。ハシやヘッデンを忘れましたが、E藤さんが貸してくれてなんとかなりました。どうもありがとうございました。学生時代は竜門のテント場でさんざん騒いでごめんなさいと謝ったり、新竜門小屋建設中は外に露天風呂が設置されてこの絶景を見渡しながらのお風呂は最高という話を聞いたりして夜まで飲みました。
E藤さんは岩登りのスペシャリストで、岩はいいぞ〜と薦められまくって僕も酔っ払いながら「やってみたいですね〜うぃ」なんて話してたらさっそく翌週モニカさんに岩場に連れて行かれしごかれた、、、今思えばこの山行がきっかけでロッククライミングに手を出してしまったんだなあと今このページを作りながら気付いた僕でした。
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