山行記録ファイルNo.10


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石切山

●概要

 ある時、米沢市の地形図をぼーっと眺めていると、成島方面にある、石切山という山に登山道が着いているのを発見しました。どんな山なんだろうと気になったのでいつか登ってみようかなあと考えつつ数ヶ月が経ってしまいました。そうしてやってきた週末。土曜日は雨。。。明日は雨は上がりそうなので南面白山のコスモス畑でも見てくるかな〜と企んで就寝。次の日起きたら寝過ごして昼でした。ショックだったんですけど、あ〜そういえば、と石切山のことを思い出し、登ってみることにしました。

 で、調べてみると、石切山は米沢市中心部から西へ位置しており、笹野山や高戸屋山などを含めた東鉢山地と呼ばれる一帯らしいです。この辺は大規模な地すべりが存在しており、活断層が走ってるらしいです。かなりマイナーな山なので、途中から登山道の道跡が不明瞭になり、ヤブこぎを強いられます。しかし、地形図には載っていないダブルトラックが山頂まで延びているのをピーク近くで発見、あの苦労はいったい何だったんだろうとガックシな山行でした。

●データ

●コースタイム

登山口14:00−14:40420ピーク−(迷うこと約30分)−16:00石切山山頂−(迷うこと約30分)−17:00登山口


●コースレポート

■整備された道が途中からヤブこぎに、、、

 国道287号線からワクワクランドの看板を目印に脇道に入って、登山口らしき場所に着きました。ここから道なりに登っていくと地形図に載ってる登山道へ合流できました。登山道はビニールテープがずーっと続いてます。興ざめするくらい張り巡らされてました。どうやらこのテープからは私有地なので立入禁止ということっぽいです。だらだらと登り、420ピーク付近でビニールテープは登山道と別方向に向かって行ってます。テープを頼りに登るととんでもない方向に行き、更に有刺鉄線が仕掛けてあるので注意です。僕はダマされて変な方向に進んでしまい同じ所をグルグル回ったりして30分ほど迷いまくってしまいました。途中でコンパスを無くしてしまいショボン。

 420ピークからは登山道が不明瞭に。方向を定めて林を突き抜けていきます。林を抜けても道はヤブに覆われてどこが道かわかりませんでした。とりあえず尾根沿いの道無き道を進んでいきます。すると、右手の尾根沿いから車道が延びているのを発見して、なんでこんなに大変な思いしてきたのにそんな道があるのさ?と鬱になります。

登山口らしき場所。車一台分止められる。

池の脇を通っていく

ビニールテープが延々と続いてる

420ピークを越えると道が不明瞭に

目標定めてヤブへ突進

左写真のピークに着き振り返って一枚

■帰りも迷いまくり

 ここまでヤブこぎで来たからには最後まで行こうとヤブこぎの鬼へと変わりつつ進んでいきました。東側はガケになっているので注意。ピークに近づくにつれてヤブは雑草や若木へと変わり、楽になります。ピークには三角点と旗があります。また、近くには航空測量の標識も立ってました。標高もなく、周辺から特に際立って高いピークでもないので展望はあまり期待できません。

 帰りはコンパスもなくしちゃったしヤブはもうイヤだなーと思い、車道を通って帰ろうとしたところ、この道はあっちこっちで分岐しており、途中行き止まりが何度もあってよけいに迷ってしまいました。この時は時間も押しており頭に遭難の二文字がちらつきました。。。結局尾根沿いに走る車道を420ピーク手前まで歩き、2、3メートルずれた登山道へ合流。420ピークは、来る時あんなに時間かかったのに帰りはサクッとなんともあっけなく通過。あとはまたビニールテープ沿いに歩いて登山口に到着。迷わなければたぶん往復2時間かからないと思います。

東側がスッパリ切れてる

山頂には旗が立ってました

車道がどこかから続いてるっぽい。。。ショック。植林用?


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