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九千九百九拾九番目2 | 九千九百九拾九番目3 |
ひさびさなので思い切って3パターン作ってしまいました。おめでと。 |
壱千壱百壱拾壱番目 | 壱千弐百番目 | 壱千五百番目 | 壱千六百番目 | 壱千七百七拾七番目 | ||||||||||||||||
やったね! | またまたゲット! | へい!まいど! | 念願のゲットおめでとう! | モノトーンにしてみたけど・・・ |
もともとは観音霊場に巡礼する人たちが持ってた「納札」ってやつが発展したモノらしいです。そのなごりとして今でも霊場のことを「札所」とかって言いますよね。江戸時代になって宗教も庶民へと広まり、稲荷千社詣りという千社の稲荷社へ参詣することが流行ってきたんだって。それからは、も〜、江戸庶民は何かにつけて「〜千社詣り」とか言い始めたらしいです。と同時にアイデアや自己顕示を示した「題名納札」を貼りまくることも流行りだし、これが一大ムーブメントを起こしたそうなあ〜。ぺたぺたっと、、、つまりは江戸時代のプリクラでしょうね〜。え、なんて読むかって?「せんしゃふだ」あるいは「せんじゃふだ」と呼ぶそうでっす。
江戸時代には、このほとんど遊び感覚の「題名納札」ってやつと、さらに江戸木版画で作ったグラフィックデザインという芸術の域にまで発展しちゃった「交換納札」っていうのがあって、この交換納札は愛好者達によって交換会などが開かれちゃったりしたんだって〜。広重、英泉、国芳、芳幾などの有名絵師も作っちゃったりなんかしてたりして。こうなると高額トレーディングカードみたいな感じなのかなあ?
江戸時代の千社札の書体には、勘亭流、相撲文字、寄席文字などを応用していて、「粋だね〜お富ちゃん」とか何とか言ってたそうな。ここで使ってる書体は歌舞伎看板に用いられる「勘亭流」ですっ。